1病棟 地域包括ケア病棟
地域包括ケア病棟では、診療科を問わず、在宅及び施設からの入院や急性期の治療後、回復に不安のある患者さんを受け入れています。入院から退院まで医学的な治療に加え、退院後の生活復帰を目指し院内多職種連携によるケア、リハビリ、栄養指導、薬の調整など生活の準備を同時並行で進めています。
当院には、訪問診療や訪問看護、訪問リハビリなど在宅支援チームがあり、退院後も黒川圏域での在宅生活が継続できるよう域内の他事業所と連携してサポートしていくことが可能です。
2病棟 急性期病棟
一般急性期病棟では、内科・外科・整形外科・泌尿器科・婦人科の4科で、点滴治療や手術治療、内服薬の調整、終末期ケアなどを行い、安心して治療が受けられるよう、安全な医療や看護を提供しています。一人ひとりが住み慣れた地域で生活ができるよう、入院時より早期退院に向け、患者さんやご家族の思いを尊重し多職種協働で退院支援も行っています。
急性期治療が一段落し、直接退院も可能ですが、リハビリや退院調整が必要な場合は、地域包括ケア病棟や回復期リハビリ病棟に転棟します。地域における急性期治療を行うため、そして時代の流れに沿った医療や看護を提供することができるよう、多職種の連携やコミュニケーションを強化し、知識の向上と技術の習得にも力を入れています。
3病棟 回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション病棟では、脳血管疾患後遺症の患者さんや、骨折、外科手術後などの患者さんを受け入れています。急性期治療を終え、在宅復帰・社会復帰を目指し、身体機能回復と日常生活動作の向上を図るため、リハビリを行っております。
日々のリハビリやケアの中で機能回復とQOLに視点をおき、常に患者さんとご家族の思いに寄り添い、その人らしい生活が送れるよう支援しております。
看護師、介護福祉士、看護助手等の病棟スタッフと、各科医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚訓練士、ソーシャルワーカー、管理栄養士等の多職種が協力し合いチーム一丸となって退院後の生活を見据え、患者さんやご家族が安心して生活できるよう支援していきます。
外来部門
当院の外来診療科は、常勤の医師が、内科、外科、整形外科、婦人科、泌尿器科、小児科、その他週2回他施設から支援を受けて、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科を開設しています。
外来では発熱外来(COVID19)対応に追われる中で、輸血治療や化学療法治療、救急患者の受け入れなど多岐にわたり、熟練した外来看護師が対応しています。また、患者さんが長く住み慣れた自宅で暮らせるように訪問看護ステーションや訪問診療との連携を大切にしています。
それぞれの診療科で、今日も地域の患者さんと笑顔で語る時間を大切にしています!
手術室
当手術室は手術室2室。手術は外科、整形外科、泌尿器科、婦人科の4科で入院、日帰り手術含め
年間約200件の手術に対応しています。各科にわたる知識が必要であり術式や病態生理など多くの学習機会があります。
私たち手術室看護師は安全安心を第一に心がけ、「患者さんに寄り添い、優しく」をモットーに手術看護を行っています。患者さんが安心して手術を受けることができるよう感染防止、事故防止にスタッフ一丸となって取り組んでいます。