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ごあいさつ

院長からのご挨拶

公立黒川病院のホームページをご覧いただき有難うございます。

令和5年4月1日より病院長を拝命しました。当院は、黒川郡(大和町、大郷町、大衡村)と富谷市の2次医療機関であり、地域包括ケアの中心的な役割を担っています。近年の黒川地域は、人口の高齢化に伴い医療依存度も高まり、外来診療の増加に加え訪問診療の需要が顕著になっております。さらに、仙台市に隣接することや豊かな自然環境を背景に子育て世代の人口も増え、医療に対するニーズも多様化しています。

こうした地域の特徴を踏まえ、当院は170床の病床(急性期55, 地域包括55, 回復期リハビリ60)を有し、一般診療のほか、人間ドック、健康診断などの保健予防事業、回復期リハ、通所リハ、訪問リハなどのリハビリテーション、そして訪問診療、訪問介護などの在宅医療を通じて、疾病予防から在宅医療まで幅広く活動しています。

これからの地域医療において地域包括ケアシステムを推進するために“総合力を活かす”ことが大切であると考えます。地域の医療にとって最も親和性の高い分野が総合診療であり、多彩な疾患内容、複雑な社会的背景、医学だけでは解決しにくい問題などに遭遇した時に、個々で解決しようとせず、多職種で連携し、協力することにより困難な問題も解決に導きます。

当院は、病院総合診療専門医のプログラム基幹研修施設(*1)ならびに日本専門医機構総合診療専門医研修の関連施設(*2)として全人的医療を実践するジェネラルマインドな若手医師の育成にも力を入れております。

患者さんにやさしく地域に開けた病院として質の高い医療を目指しながら黒川地域の医療に貢献したいと考えています。これからも患者さん、地域住民そして当院の診療をご支援いただいている多くの先生方よりご意見をいただきながらますます発展していきたいと考えています。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

公立黒川病院
院長 高橋 広喜

院長 高橋広喜

院長 高橋 広喜

*1 公立黒川病院 病院総合診療専門医プログラム[認定番号:東北 03-78]

*2 ・東北医科薬科大学病院総合診療専門研修プログラム
  ・国立病院機構仙台医療センター総合診療科専門研修プログラム
  ・JADECOM「地域医療のススメ」東京北医療センター総合診療プログラム